ロードバイクの電動ポンプ。YouTubeでもよく紹介されていますよね。
でも、「本当にいる?」「携帯ポンプで足りるんじゃない?」と迷っている人も多いと思います。
この記事は、少し乗り慣れてきて、ロングライドやヒルクライムに挑戦してみたくなった初心者の人に向けて書いています。
結論から言うと、僕は家ではフロアポンプ、遠出や輪行のときは電動ポンプを必ず持っていきます。
使っているのは「CYCPLUS AS2 PRO」という電動ポンプです。買ったのは約3年前。実は、まだ一度もパンクしたことがない頃に買いました。
この記事では、買った理由、実際にパンクしたときに使った話、良いところと気になるところ、そして電動ポンプとTPUチューブの組み合わせで気をつけたいことを書いていきます。
パンクしたことがないのに、電動ポンプを買った理由
電動ポンプを買ったとき、僕はまだ一度もパンクしたことがありませんでした。
それでも買ったのは、YouTubeでたくさんのYouTuberさんが電動ポンプを紹介しているのを見ていたからです。「あったらいいな」と思いました。
ちょうど、ロードバイクに少し乗り慣れてきた頃でした。ロングライドやヒルクライムを目指し始めていた時期です。
ヒルクライムの話は、こちらの記事で書いています。


パンクしたことがないのに、もう電動ポンプを買ったんですか?

そうなんだ。YouTubeでいろんな人が紹介してるのを見て、あったらいいなって。ちょうど遠くまで走りたくなってきた頃だったしね。
僕が使っているのは、CYCPLUS(サイクプラス)AS2 PROです。

CYCPLUS AS2 PROってどんなもの?

僕が使っている「CYCPLUS AS2 PRO」は、持ち運びできる小さな電動ポンプです。僕はいつもサドルバッグに入れて持っていきます。
公式によると、主なスペックはこうなっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 僕が入れている空気圧の目安 | 5.0〜5.5bar(約73〜80psi) |
| 最大空気圧 | 約8.3bar(120psi) |
| 表示の単位 | bar / psi を切り替えられる |
| 空気圧の設定 | +−ボタンで設定、その空気圧になると自動で止まる(誤差±約0.07bar(1psi)) |
| 1回の充電で入れられる目安 | 700×25Cで、約7.6bar(110psi)なら2本、約5.5bar(80psi)なら4本(メーカー公表) |
| 0→約5.5bar(80psi)までの時間 | 700×25Cで約50秒 |
| バッテリー | 7.4V 420mAh |
| 充電 | USB Type-C、約30分 |
| 重さ | 120g |
| 対応バルブ | 仏式・米式(アダプターなしで使える) |
| 価格 | Amazonの日本国内正規品で12,650円(2026年10月1日時点) |
ちなみに、AS2 PROには改良版(2025年モデル)や、上位の「Pro Max」も出ています。僕が持っているのは約3年前に買ったもので、本体の裏には「420mAh 7.4V」と書かれています。
CYCPLUS AS2 PROをAmazonで見る CYCPLUS AS2 PROを楽天市場で見る実際にパンクした日:新しいチューブに替えて、電動ポンプで入れた
買ってからしばらくして、走っている途中で、ついにパンクしました。
「パンッ」という音がして、驚きました。正直、焦りました。まずは道の端に行かなきゃ、とすぐにブレーキをかけて止まりました。
このパンクは、ヤビツ峠へ向かう途中の逗子海岸でのことでした。そのときの話は、ヤビツ峠の記事にも書いています。
やったことはシンプルです。
- チューブを確認する
- 新しいチューブに替える
- 電動ポンプで空気を入れる
このとき、ひとつ迷ったことがあります。電動ポンプで使うなら、どのチューブがいいんだろう? ということです。
僕が使っているのは、TPUチューブの「パナレーサー PURPLE LITE TPU(仏式65mm)」です。
正直、そのときは半分冗談で「電動ポンプならTPUは必須だな」なんて思っていました。でも、メーカーの情報などを見てみると、大事なのは「TPUかどうか」よりも別のところでした。この話は、あとの章で書きます。
パンクしたときに入れた新しいチューブも、このPURPLE LITE TPUです。
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パンクしたとき、慌てませんでしたか?

「パンッ」て音がして、驚いたし焦ったよ。まずは道の端に寄って止まった。そのあとは、チューブを確認して、新しいのに替えて、電動ポンプで入れる。やることはそれだけだったよ。
良いところ:はめて、ボタンを押して、待つだけ
電動ポンプの良いところを一言でいうと、「スムーズ」 です。
面倒なことを飛ばせるんです。
- バルブにはめる
- ボタンを押す
- 待つ
これだけ。
力もいりません。手で入れるポンプよりも、僕にとってはずっと楽でした。
公式によると、空気圧を先に設定しておけば、その数字になったところで自動で止まります。ボタンを押したら、あとは待つだけです。

力に自信がなくても、ちゃんと入れられますか?

力はいらないよ。はめて、ボタンを押して、待つだけ。手で入れるポンプより全然楽だったよ。
気になるところ:音・熱・空気圧の数字の見方
もちろん、気になるところもあります。
少し音がする
動かしているあいだは、少し音がします。ただ、僕はそこまで気になっていません。
本体が熱くなる
空気を入れていると、本体全体が熱くなります。これも、僕は使っていて困るほどではありませんでした。
ちなみに、ドイツの自転車雑誌「BIKE」のテストでは、7barまで入れたときに本体が約62℃になったそうです。ただ、僕が実際に入れるのは多くても6bar前後なので、そこまで高い圧で使うことはありません。
充電は結構もつ
バッテリーは、僕の感覚では、充電は結構もちます。 メーカーの公表では、1回の充電でロードバイクのタイヤ2〜4本分。高い空気圧まで入れるほど、入れられる本数は少なくなります。パンクしたときに使うぶんには、1回の充電で足りる計算です。
空気圧の数字の見方に慣れが必要
一番慣れが必要だったのは、空気圧の数字の見方です。
僕の場合、空気圧の目安はこうなっています。
- 家のフロアポンプ:5.5(bar)
- 電動ポンプ(AS2 PRO):80(psi)
数字はまったく違いますが、じつはほぼ同じ空気圧です。僕のAS2 PROは、画面の単位が「PSI」になっているからです。
単位を知らないと、数字だけを見て「6.0にしたのに少ない?」「80って入れすぎ?」と勘違いしやすいんです。
ここで知っておきたいのが、空気圧の単位です。よく使われるのは「bar(バール)」と「psi(ピーエスアイ)」の2つです。
- 1bar = 約14.5psi
- 5.5bar = 約80psi
- 6.0bar = 約87psi
AS2 PROは、画面の表示をpsiとbarで切り替えられます(公式)。同じ「6.0」でも、barなら普段の空気圧、psiならほとんど空っぽです。まずは自分のポンプの画面がどちらの単位になっているか、確認しておくと安心です。

barとpsi、どっちの数字を見ればいいのか迷ってしまいそうです…。

僕も最初は慣れが必要だったよ。まずは画面の単位がどっちになってるか見るところからだね。
電動ポンプを使うなら、TPUチューブはバルブで選ぶ
パンクしたときに迷った「どのチューブを使うか」の話です。
僕は冗談半分で「TPUは必須」と思っていましたが、メーカーの情報などを見てみると、電動ポンプで気をつけたいのは、チューブの素材よりもバルブでした。
バルブってなに?(タップで開く)
- バルブは、チューブに空気を入れる「口」の部分です。ホイールの穴から外に出ている、細い棒のようなところです。
- ロードバイクで多いのは「仏式(フレンチバルブ)」。先の小さなネジをゆるめてから、ポンプをつないで空気を入れます。
- 電動ポンプは、このバルブにつないで空気を送ります。パナレーサーが熱への対策をしているのも、このバルブの先の部分です。
さっき書いたとおり、電動ポンプは使っていると熱くなります。
パナレーサーの公式によると、PURPLE LITEのバルブの先は、電動ポンプの熱からバルブを守るために、熱に強い金属になっているそうです。
一方で、海外の掲示板では、プラスチック製のバルブのTPUチューブが、電動ポンプの熱で傷んだという報告もあります。
つまり、
- 電動ポンプを使うなら、TPUチューブはバルブで選ぶ
- TPUチューブでなければいけない、というわけではない。ふつうのブチルチューブでも電動ポンプは使える
ということです。
僕が使っているPURPLE LITE TPUは、このバルブの先が金属のタイプです。
PURPLE LITEを選んだきっかけは、YouTubeです。チューブに軽さを求めていて、お店で店員さんに聞いたところ、すすめてもらいました。

TPUチューブなら、どれでも電動ポンプに使えるわけではないんですね。

そうなんだ。僕は冗談で「TPUは必須」って思ってたけど、見るべきはバルブだったんだよね。
家はフロアポンプ、遠出は電動ポンプ。僕の使い分け
電動ポンプを持っていても、家ではほとんど使っていません。
家では、ほぼいつもフロアポンプです。僕のはビアンキのチェレステカラーのフロアポンプです。
電動ポンプの出番は、輪行やロングライドのとき。このときは必ず持っていきます。
| 場面 | 使うポンプ |
|---|---|
| 家で空気を入れるとき | フロアポンプ(ほぼいつも) |
| 輪行・ロングライド | 電動ポンプ(必ず持っていく) |
遠出のときのサドルバッグの中身は、これです。
- チューブ
- タイヤレバー
- 電動ポンプ
- 六角レンチ 2本
輪行の話は、こちらの記事で書いています。

まとめ:パンクは突然くる。だから持っていくのがおすすめ
最後にまとめです。
- 僕は、まだパンクしたことがない頃に、YouTubeで見て「あったらいいな」と思って電動ポンプを買った
- 実際にパンクしたときは、チューブを確認して、新しいチューブに替えて、電動ポンプで入れた
- 良いところは「スムーズ」。はめて、ボタンを押して、待つだけ。力もいらない
- 気になるのは、少しの音と熱。でも僕は困るほどではない。充電は僕の感覚では結構もつ
- 空気圧の数字は、barとpsiのどちらで表示しているかを確認する
- 電動ポンプでTPUチューブを使うなら、バルブで選ぶ
- 家ではフロアポンプ、輪行やロングライドには電動ポンプを必ず持っていく
僕の使い方から考えると、こうなります。
| こんな人 | 電動ポンプは?(僕の考え) |
|---|---|
| 輪行やロングライド、ヒルクライムなど、遠くへ走りに行きたい人 | あると安心。僕は必ず持っていく |
| 近所を走るのがメインの人 | 家での空気入れはフロアポンプで十分。でも、走るときは持っていくのがおすすめ |
家で空気を入れるだけなら、フロアポンプで十分です。僕も家ではほとんどフロアポンプです。
でも、パンクはいつ来るか分かりません。僕も「パンッ」という音で、突然でした。そのとき空気を入れる道具がないと、本当に困ります。
だから、せっかくなら走るときは持っていくのがおすすめです。僕が電動ポンプを買ったのは、遠くまで走りたくなってきた頃でした。もし今、同じように遠出を考え始めているなら、候補に入れてみてください。
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