サイクルウェア、ネットで買うか、お店で試着して買うか。迷いますよね。
特にレーパンやビブショーツは、「試着ってどうやるの?」「下着はどうするの?」と、ちょっと聞きにくいことも多いと思います。
この記事は、これから初めてサイクルウェアを買う初心者の人に向けて書いています。
結論から言うと、最初の1着はお店で試着して買うのがおすすめです。 2着目からは、メーカーとサイズが分かっていれば、ネットも上手に使えます。
僕自身、ネットで買ってサイズが合わず、買い直したことがあります。この記事では、その失敗談と、お店で試着して分かったこと、試着で見るべきポイントを書いていきます。
試着の前にチェック試着で見るべきポイント ↓これから寒くなる季節用に僕が持っているビブの1つが、モーゼンのBVP-008です。
モーゼン BVP-008(冬用ビブ)をAmazonで見るきっかけは、もくもく会での雑談
先日、リベ仲間の「しぃさん」と、もくもく会をしていました。そのときに出たのが、サイクルウェアのサイズの話です。
そこで思い出したのが、僕のビブショーツの失敗です。
僕はネットで、モーゼン(Morethan)のビブショーツ「BVP-015」をSサイズで買いました。ところが、はいてみるとキツかったんです。肩紐も短くて窮屈。そのせいで、丈も短く感じました。
そこでSは返品して、Mサイズを買い直しました。


ネットで買ったら、サイズが合わなかったんですか?

そうなんだ。Sはキツくて、肩紐も短くて窮屈だった。そのせいで丈まで短く感じたんだよね。Sは返品して、Mを買い直したよ。
サイクルウェアは、体にぴったり沿うように作られています。ふだんの服と同じ感覚でサイズを選ぶと、ズレやすいんです。
この経験から、僕は初めて着るウェアは、なるべくお店で試着してから買うようにしています。
レーパンの試着は下着のままでOK
お店でレーパンやビブショーツを試着するとき、一番気になるのが「下着はどうするの?」だと思います。
答えは、下着のままでOKです。 むしろ、下着をはいていないと試着できません。
僕もこれを知ったのは、初めてお店でウェアを買ったときでした。ワイズロード川崎店で、店員さんに教えてもらいました。
本来、レーパンは下着なしではくもの
ここがちょっとややこしいところです。
レーパンやビブショーツは、本来は下着をはかずに、直接はくものです。お尻のパッドが直接肌に当たることで、クッションの役目をしっかり果たしてくれます。下着をはいたままだと、パッドがずれたり、布がこすれて股ずれの原因になったりします。
でも、試着は別です。試着したものは、ほかのお客さんも試着するかもしれません。だから、試着は下着の上から。実際に乗るときは下着なし。この2つをセットで覚えておくと安心です。
試着に行くときのちょっとしたコツ
試着しやすいように、ぴったりめの下着で行くと、レーパンのラインやパッドの位置が分かりやすくなります。ゆったりしたトランクスだと、中で布がよれて、フィット感が分かりにくくなるからです。
また、お店によっては、試着用のシートを使うなど、独自のルールがある場合もあります。分からないことは、遠慮せず店員さんに聞いてみてください。

えっ、レーパンって下着なしではくものなんですか? 試着のときはどうすれば…。

試着のときは下着のままで大丈夫。むしろ下着をはいてないと試着できないんだ。僕も初めてワイズロード川崎店で買ったときに、店員さんに教えてもらったよ。
股ずれの話は、こちらの記事で書いています。

試着して分かったこと:パッドはメーカーでこんなに違う
お店で試着してみて、まず驚いたのがパッドのモコモコ感です。思った以上に厚みがありました。
そして分かったのが、メーカーによって違うところがたくさんあるということです。
パッドの大きさ・厚み・サドルに当たる部分
パッドは、メーカーによって大きさも、厚みも、サドルに当たる部分の形も違います。 見た目は同じようなビブショーツでも、はいてみると違いました。
丈の長さ
丈の長さも、メーカーによって違います。
ももの縁の滑り止め
もうひとつ、ももの縁(すそ)に滑り止めがついているかどうかもメーカーで違いました。滑り止めは、走っているうちにすそがずり上がってくるのを防ぐためのものです。
こういう違いは、ネットの商品写真だけではなかなか分かりません。はいてみて初めて分かるところです。
パッドとお尻の痛みの話は、こちらの記事で書いています。

試着で見るべきポイント
では、試着のときに何を見ればいいのか。僕が見ているポイントを、下(レーパン・ビブ)と上(ジャージ)に分けて書きます。
ロードバイクは前かがみの姿勢で乗ります。だから、まっすぐ立っているときだけでなく、乗っているときの姿勢でチェックするのが大事です。
下(レーパン・ビブショーツ)
試着室で、こんな動きをしてみます。
- 上半身を前に倒す
- 後ろに反る
- ひねる(回す)
そして、前傾姿勢になったときのフィット感を見ます。ロードバイクに乗っている姿勢をイメージして、前かがみになってみてください。
ちなみにビブショーツなら、前かがみになったときに肩紐が引っぱられすぎないかも、あわせて見ておくと安心です。僕がSサイズで失敗したときも、肩紐が短くて窮屈でした。
上(ジャージ)
ジャージは、この2つを見ます。
- 前傾したときに、裾が短すぎないか
- 腕の曲げ伸ばしをして、窮屈じゃないか
ジャージは、立っているときにちょうどよくても、前かがみになると背中側の裾が上がってきます。ここが短いと、走っているあいだずっと気になってしまいます。これは、僕が実際にネットで失敗したポイントでもあります(あとの章で書きます)。

試着室で前かがみになったり、ひねったりしていいんですか? ちょっと恥ずかしいです…。

僕は、前に倒す・反る・ひねるをやって、前傾したときのフィット感を見てるよ。ジャージなら、前傾したときの裾の長さと、腕の曲げ伸ばしだね。
初心者あるある:パンツだけのタイプを買いがち
初心者がやりがちなのが、肩紐のない、パンツだけのタイプ(いわゆるレーパン)を選ぶことです。
肩紐つきのビブショーツは、見た目がちょっと独特ですよね。だから、ふつうのパンツに近いレーパンを選びたくなる気持ちは分かります。
実は、僕もパンツだけのタイプを持っています。サイズもフィット感も良かったんです。
でも、ひとつだけ大きな問題がありました。おへそのあたりの締めつけと、跡がつくことです。
パンツだけのタイプは、ウエストのゴムで止めています。そのぶん、おなかまわりに負担がかかりやすいんです。
今は、サドルを買ったときやペダルを変えたときの試し乗りのような、短いライドではくくらいです。
レーパンとビブショーツの違い
ここで、2つの違いを整理しておきます。
| レーパン(パンツだけのタイプ) | ビブショーツ(肩紐つき) | |
|---|---|---|
| 止め方 | ウエストのゴム | 肩紐で上から吊る |
| おなかまわり | 締めつけを感じやすい | ゴムがないので締めつけが少ない |
| パッドの位置 | 動くとずれることがある | 肩紐で支えるので、ずれにくい |
| トイレ | 楽 | ちょっと不便 |
ビブショーツは、肩紐でパンツ全体を支えるので、前かがみになってもパッドの位置が安定しやすいと言われています。
なので、僕は肩紐つきのビブショーツがおすすめです。
ひとつだけ不便なのが、トイレです。ビブショーツは肩紐があるので、トイレのたびに上のジャージを脱いだり、肩紐を外したりする必要があります。
それでも、僕はビブショーツをおすすめします。

パンツだけのタイプのほうが、気軽そうに見えますけど…。

僕も持ってるし、サイズもフィット感も良かったんだ。でも、おへそのあたりの締めつけと跡だけは大きな問題だった。だから今は、試し乗りみたいな短いライドではくくらいだよ。
サドルを替えた話は、こちらの記事で書いています。

ネットで失敗したジャージの話
ジャージでも、僕はネットで失敗しています。
以前、ネットでジャージを買ったところ、裾が短かったんです。
ライド中、前かがみになると裾が上がってきます。そのたびに裾を下に引っぱって伸ばすことになって、走ることに集中できませんでした。
試着のポイントで「前傾したとき、裾が短すぎないか」を挙げたのは、この経験があるからです。
ジャージの選び方は、こちらの記事でも書いています。

メーカーとサイズが分かれば、ネットでも安心
ここまで「試着が大事」と書いてきましたが、ネットで買うのがダメ、というわけではありません。
ポイントは、メーカーとサイズが分かっているかどうかです。
同じメーカーなら、サイズの感覚が近いことが多いです。だから、一度お店で試着して「このメーカーならこのサイズ」と分かっていれば、違うデザインのものでもネットで買えます。
僕の場合、パールイズミやカペルミュールは安心感があります。
- パールイズミ:ジャージの裾も、特に問題ありませんでした。
- カペルミュール:お店でウェアを試着したことがあります。フィット感は良かったです。そのときはデザインが好みではなくて買いませんでしたが、サイズ感は信頼できるメーカーだと思っています。
ただし、同じメーカーでも、モデルによって作り(体にぴったりのレース向けか、ゆったりめか)が違うことがあります。初めてのモデルを買うときは、メーカーのサイズ表もあわせて見ておくと安心です。

一度サイズが分かれば、2着目からはネットでも大丈夫なんですか?

メーカーとサイズが分かっていれば、違うデザインでもネットで買えるよ。僕はパールイズミやカペルミュールなら安心感があるかな。
僕のいまのビブショーツ
今はいているビブショーツは、モーゼン BVP-015 のMサイズです。冒頭で書いた、買い直したほうです。
寒い時期に向けては、モーゼン BVP-008 と、バイシクルライン(BICYCLELINE)のFIANDRE(フィアンドレ)も持っています。僕のは前のモデルで、下のリンク先は今の現行モデル(FIANDRE S4)です。
この2つは、着たときの厚みで季節を分けていて、より厚みのあるほうを冬用にしています。
モーゼン BVP-008(冬用ビブ)をAmazonで見る バイシクルライン FIANDRE ビブタイツをワイズロードで見るまとめ:最初の1着は試着、2着目からはネットも活用
最後にまとめです。
- 僕はネットでモーゼンのビブショーツをSで買ったら、キツくて肩紐も短く、返品してMを買い直した
- レーパン・ビブショーツの試着は下着のままでOK(むしろ下着が必要)。乗るときは下着なしが基本
- 試着すると、パッドの大きさ・厚み・当たる部分、丈、滑り止めの有無がメーカーで違うと分かる
- 下は、前に倒す・反る・ひねる。前傾姿勢でのフィット感を見る
- 上は、前傾したときの裾の長さと、腕の曲げ伸ばしを見る
- パンツだけのタイプは、おへそのあたりの締めつけと跡が問題。トイレは不便でも、肩紐つきのビブがおすすめ
- メーカーとサイズが分かれば、違うデザインでもネットで買える
| こんなとき | 僕ならこうする |
|---|---|
| 初めてのサイクルウェア | お店で試着して買う |
| 初めてのメーカー・モデル | できれば試着。無理ならサイズ表をよく見る |
| メーカーとサイズが分かっている | 違うデザインでもネットで買う |
サイズ選びで失敗すると、返品して買い直すことになります。僕のSサイズのビブショーツのように。
だからこそ、最初の1着はお店で試着。そこで自分に合うメーカーとサイズを見つけたら、2着目からはネットも上手に使ってみてください。


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