PR

ロードバイクでお尻が痛い|パッドで治る痛みと、機材を直さないと治らない痛み

ロードバイクのお尻の痛み対策を解説する記事のアイキャッチイラスト ロードバイク
記事内に広告が含まれています。

ロードバイクに乗り始めた頃、お尻の痛みに悩んだことがありました。

最初は軽くて気持ちよく走れていたのですが、距離が伸びるにつれてサドルと触れている部分がどんどん擦れて痛くなってきました😅 しかも、治るのに時間がかかるんですよね……。

「こんなに痛いの?」「自分だけ?」と思うかもしれませんが、大丈夫です。これ、全員通過点です(笑)

ただ、お尻の痛みには2種類あって、原因も対処法もまったく違います。

ひとつは擦れの痛み。皮膚とパンツがこすれてヒリヒリするタイプで、これはウェアとワセリンでかなり解決できます。もうひとつはポジションから来る痛み。サドルの高さや角度、そもそもの車体サイズが合っていないと、座骨ではないところに体重が乗り続けて、どっしり重い痛みが出ます。こちらはウェアをいくら替えても消えません。

この記事では、解決しやすい擦れのほうから順番に潰していきます。ウェアを揃えても痛い、という人は後半の機材の話まで読んでみてください。

今回は、初心者が最初に揃えるべきウェアと、僕が毎回やっている擦れ対策、そして見落としやすい機材のチェックまでまとめて紹介します!

なぜお尻が痛くなるのか?

ロードバイクのサドルは細くて硬く、普通の自転車のふかふかサドルとは全然違います。ただし、原因はサドルだけではありません。実は、ウェアも大きく関係しています。

普通のパンツやジャージのまま乗ると、縫い目や生地がサドルとの摩擦で皮膚を傷つけます。そのため、まずは自転車専用のパッド付きパンツを履くことで、痛みをかなり軽減できます。

さらに、ウェアを整えても痛みが残るなら、次はサドルの角度や高さを疑う番です。この話は記事の後半でまとめました。

まずはパッド付きパンツ。ここが一番効きます

僕が最初に履いたのはインナーパッドパンツです。

普通のパンツの下に履くタイプなので、見た目は普段着のまま走れます。「レーパンはまだちょっと……」という方には、これが最初の一歩としておすすめです。また、慣れてきたらレーパンやサイクルショーツにステップアップしていきましょう。一度パッドの快適さを知ったら、もう普通のパンツでは走れません(笑)

通勤で毎日乗るなら、この「見た目は普段着のまま」という点はかなり効いてきます。通勤の服装をどう組み立てていたかはロードバイク通勤のウェア問題にまとめました。

初心者におすすめのパッド付きパンツ(メンズ)

初心者におすすめのパッド付きパンツ(レディース)

ワセリンは、僕の必須アイテム

パッド付きパンツを履けば擦れはかなり減りますが、ゼロにはなりません。僕がいま手放せないのは、実はワセリンです。

乗る前に、股の付け根とサドルに当たる裏側にひと塗り。毎回やっています。これを始めてから、いわゆる股ズレがぱたっとなくなりました。薬局で数百円のチューブひとつです。正直、パッド付きパンツの次に買うべきものだと思っています。

走り仲間に聞いた話では、汗を大量にかく人は途中で流れてしまうので、休憩のたびに塗り直しているそうです。日焼け止めと同じ感覚ですね。長く走る日は、小さいチューブをポケットに入れておくと安心です。

チェレちゃん

ワセリンって、薬局に売っている白いやつでいいんですか?

ビアンキくん

そう、あれでいいよ。専用のシャモアクリームもあるけど、まずは家にあるやつで効果はわかる。

よく「慣れれば痛くなくなる」と言われますが、これは人によります。僕は3年乗ったいまも、ワセリンを塗り続けている側です。

インナー・アンダーウェアの選び方

パッド付きパンツと同じくらい重要なのが、インナーです。

実は綿素材(ユニクロなど)のウェアは汗を吸ったまま乾かないので、体が冷えやすくなります。特に冬は体調を崩す原因になるので注意が必要です。詳しくはこちらの記事でも紹介しています。

一方、自転車用インナーは吸汗速乾素材でできているので、汗をかいてもすぐ外に逃がしてくれます。つまり、体が冷えにくく快適に走れます。

しかも、高いブランドじゃなくても全然大丈夫です。ただ、夏と冬では求めるものが違うので、僕は使い分けています。

夏は、カペルミュールのノースリーブメッシュ

網目の粗いメッシュ生地で、袖はありません。ジャージの下に1枚着るだけで、汗の抜け方がはっきり変わります。汗を吸って肌に張りつくのではなく、生地の外側へ移してくれる感じです。夏はこれ一択になりました。

KAPELMUUR(カペルミュール)インナーノースリーブ メッシュアンダーウェア PP100を見る(Amazon)

冬は、おたふく手袋のJW-170

こちらは長袖ハイネックの保温タイプ。おたふく手袋というのはメーカー名で、軍手のイメージが強いですがインナーも作っています。千円ちょっとでこの性能なら、正直これで十分です。

おたふく手袋 JW-170 冬用インナー 長袖ハイネックを見る(Amazon)

チェレちゃん

ノースリーブなのに、ジャージの下に着るんですか?かえって暑くないですか?

ビアンキくん

逆なんだ。汗を肌から引き離すのが目的だから、生地は少ないほうがいい。着ないほうが暑い、って言う人もいるくらいだよ。

どちらも数千円以内。ウェア沼の入り口としては、いちばん費用対効果が高い買い物だと思います。

ランニングウェアじゃダメなの?

「ランニングウェアじゃダメなの?」という疑問、よくあります。

結論から言うと、最初はランニングウェアでもOKです。
吸汗速乾素材なので、綿素材よりはずっとマシです。

ただし自転車専用ウェアとの違いがいくつかあります。

まず、ランニングウェアは前後同じ長さですが、自転車専用ジャージは前傾姿勢に合わせて背中側が少し長めに作られています。また、自転車専用ジャージには背中にポケットがあって、補給食やスマホを入れられます。

つまり、最初はランニングウェアで十分走れますが、慣れてきたら自転車専用ウェアにステップアップするとより快適になります。ジャージの選び方はロードバイクのジャージ選び方の記事でくわしく紹介しています。

ウェアを揃えても痛いなら、機材を疑う

ここまでは擦れの話でした。ウェアとワセリンを揃えてもまだ痛いなら、原因は体ではなく機材の側にある可能性が高いです。

70kmで走れなくなった日、サドルが曲がっていた

輪行で現地まで行って、そこから走った日がありました。60kmを過ぎたあたりから内ももがヒリヒリしてきて、70kmで走るのをやめました。コンビニで休んで、外に出てあらためて自転車を見たら、サドルが少し左に曲がっていました。

思い当たったのは輪行でした。輪行袋に入れるときは車体を寝かせるので、袋に入れる工程か、出して組み立て直す工程でズレたんだと思います。

ただ、その日は直せませんでした。六角レンチを持っていなかったからです。原因が分かっているのに手が出せない。結局、曲がったまま走って帰りました。

ズレていたのは、本当に少しです。でも、その少しが良くなかったんですね。普段はまっすぐなサドルが、ほんのわずか向きを変えただけで。

帰ってから直したら、違和感はきれいに消えましたが、擦れてしまった内ももはそうはいきませんでした。治るまでに1週間、自転車に乗れませんでした。

それ以来、乗る前のチェック項目にサドルの向きを入れています。サドルの先端がトップチューブの真上を向いているか、後ろから見て左右に振れていないか。確認は10秒で終わります。

ビアンキくん

輪行しなくても、乗ってるうちに少しずつズレることはあるよ。月イチくらいで見てあげて。

チェレちゃん

痛みの原因が自分の体じゃないこともあるんですね。ちょっと安心しました。

この日のことは別の記事に詳しく書きました。擦れたのは内ももで、そちらは「股ずれ」です。

→ ロードバイクで股ずれした話|原因はウェアじゃなくてサドルだった

そもそも車体サイズが合っていないこともある

サドルの高さや角度を直しても解決しないなら、フレームサイズそのものが合っていない可能性があります。サイズが合っていないと、座骨ではないところに体重が乗り続けるので、どんなパンツを履いても痛みは消えません。サイズの話はロードバイクのサイズ選び方にまとめました。

まとめ:まずはパンツ・インナー・ワセリンの3つ

ウェアは最初、何を買えばいいかわからないですよね。ただ、最初に揃えるべきものはシンプルです。

アイテムおすすめ
パッド付きパンツインナーパッドパンツでOK(レーパンでも可)
インナー夏はメッシュ、冬は保温タイプ。数千円で十分
ワセリン乗る前に股の付け根へ。擦れ対策の必須アイテム

この2つだけで、ライドの快適さが全然変わります。

お尻の痛みは全員通過点ですが、ウェアとワセリン、そしてサドルの角度。この3つを見直せば、思っているより早く卒業できます(笑)上半身のウェアについてはロードバイクのジャージ選び方にまとめているので、あわせてどうぞ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました